「お金の勉強をしたいけど、何から始めればいいの?」
そんな方におすすめなのがFP(ファイナンシャル・プランナー)3級です。
FP3級は、税金・保険・年金・投資・相続など、暮らしに関わる幅広い知識を学べる国家資格です。しかも受験資格がないので、誰でも挑戦できる資格です。
「資格なんて難しそう」そう思うかもしれませんが、実はFP3級は独学でも十分に合格可能!
私自身も子育てや仕事をしながら独学で合格しました。今回は、その経験をもとに初心者でもできる勉強法をご紹介します。
FP3級ってどんな資格?

FP3級は、暮らしに直結する6つの分野から出題されます。
・ライフプランニングと資金計画
・保険
・年金、社会保障
・投資、資産運用
・税金
・相続、贈与
一見むずかしそうですが、実は「自分の生活に関わること」ばかりです。
例えば、医療保険の仕組み、年金の仕組み、住宅ローンの考え方など学んだそばから「これ、私の家計にも役立つ!」と実感できる内容なのです。
独学でも合格できる理由
「資格試験=専門学校や通信講座が必要」と思う人も多いですが、FP3級は独学で十分。FP3級は基礎を理解して過去問を繰り返すだけで合格ラインに届くのが特徴です。
・出題形式はマークシート中心
・難解な計算よりもパターン暗記が重要
・過去問からの出題が非常に高い
出題形式はマークシートが中心で、知識を広く浅く問うレベル。
難解な計算式や専門用語を暗記するよりも「パターンを覚える」ことが大切なのです。
つまり、テキスト理解+過去問演習が最短ルートなのです。
初心者におすすめの勉強5ステップ

テキストは1冊に絞る
初心者がやりがちなのは「参考書を何冊も買って混乱する」こと。
まずは図解が多くて分かりやすい一冊を選び、最後までやり切りることが大切です。
✅FP3級おすすめ参考書・問題集
FP3級を独学で目指すなら、「わかりやすさ」と「過去問対応」がポイント!
ここでは初心者に人気の高い定番参考書をご紹介します。
- みんなが欲しかった!FPの教科書3級(TAC出版)
→図解が豊富で、初心者でも理解しやすい定番のベストセラー。
- うかる!FP3級テキスト&問題集(日経BP)
→テキストと問題集が一体型で効率よく学びたい人におすすめ。
- スッキリわかるFP3級(TAC出版)
→漫画やイラスト入りで、勉強が苦手な人でも楽しく学べる。
- FP3級過去問題集(きんざい)
→実際の過去問を徹底的に演習できる試験本番に最も直結する教材。
👉特に「テキストは1冊に絞る」のがコツ!上記の中から自分が読みやすい1冊を選び、最後までやりきることをおすすめします。
過去問を解いて“出題のクセ”を知る
FP3級は過去問からの出題率がとても高い試験です。
「似たような問題が繰り返し出る」ため、過去問演習が最短ルートです。
最低でも直近3年分を繰り返すのがおすすめです。
👉過去問演習で「試験問題のパターンを体に覚えさせる」ことを意識しましょう!
実技試験は配点が大きい
実技試験は「保険」「資産設計提案」など選択制できます。
ここは配点が大きく得点源になりやすい部分なので重点的に対策しましょう。
スキマ時間を活用する
子育てや仕事で忙しくても、1日30分の積み重ねで合格は十分可能です。
・通勤中にスマホアプリで問題を解く
・家事の合間にYouTubeで解説や過去問を聞き流す
「机に長時間向かわなくても学べる工夫」が合否を分けます。
試験1か月前から模試を解く
直前期は「時間を計って模試形式で解く」ことが合格のカギです。
時間配分の感覚をつかむことで、本番も落ち着いて解答できます。
勉強を続けるコツ3選

独学は孤独になりがちですが、続ける工夫をすれば大丈夫です。
・毎日少しずつでも続ける→「今日は10分だけ」でもOK
・学んだことを生活に活かす→保険や税金の知識を実際に試す
・SNSで勉強仲間を探す→「#FP3級勉強中」などで仲間を見つける
👉「仲間を作る・生活に取り入れる」ことで、モチベーションを維持できます。
まとめ|FP3級は初心者でも合格できる!
FP3級は、誰でも挑戦できて暮らしに役立つ資格です。
・テキスト1冊+過去問の繰り返し
・実技対策とスキマ時間の活用
・模試で仕上げ
この流れで勉強すれば、初心者でも十分合格できます。
「お金のこと、もっと知りたい」「自分の生活に役立つ知識がほしい」
そんな気持ちがあれば、きっとあなたも合格できます。
「これなら私でもできそう!」そう思った今こそ、FP3級に挑戦するベストタイミングです。
👉まずは書店やネットで、図解が豊富な参考書を手に取ることから始めましょう!
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